飲食店のアイドルタイムや仕込み時間、閉店後の準備時間などに、店内の一部をE-space(Education space)として開放してもらうことで、飲食店の知名度アップと学生の学習スペース確保を狙うプロジェクトです

新型コロナウイルスの蔓延により、学校(教室)の利用時間が制限され、学生の学習スペースが確保できないという問題が発生しました。
飲食店においては、新型コロナウイルス蔓延防止対策(時短営業)の影響で、店内の空き時間が生まれ、お客様の足が遠のいた状況も相まって、経営面でダメージを受けています。また飲食店の場合、仕込み時間や閉店後の準備時間など、もともと客席空間が活用されていない状況もあります。
「学習場所が欲しい学生」「活用されてない場所を持っている飲食店」この両者をマッチングさせたいと考えたのが、本プロジェクトのキッカケです。
小話!
テスト直前など、友達と教え合いながら学習する場所の需要は高く、その場所が学校の教室でした。小浜市では、複数の学生が気軽に集って学習できる場所は、教室を除くと殆どない状況でしたので、コロナ渦に関係なく学習スペース問題は存在していたのです。

01:営業時間外で学生に店を開放
仕込み時間や閉店後の準備時間など、もともと座席を利用していない時間帯に店を開放するだけなので、飲食店事業者に負担は発生しません。
02:学生がE-spaceとして店を利用
学習スペースがないことに困っている学生の問題解決につながります。また店舗を学習目的で使うため、飲食店事業者に追加業務の負担をかけません。
03:学生たちの口コミで店の情報が広まる
【宣伝効果】学生が仲間内で学習スペースの情報共有をした結果、飲食店の宣伝(店舗情報が口コミ伝播される)へとつながります。
04:飲食目的で学生が店を利用
【顧客増加】学生がE-spaceとして店を利用した結果、飲食店の事業内容を知る事となり、「食事にいってみよう」となる学生の増加につながります。大人になってからも顧客となる可能性も秘めています。
ココがポイント!
「学生」は学習目的でお店を利用する訳ですが、結果的にお店を宣伝する形になります。また「飲食店」は営業時間外に場所を開放するだけですが、学生の問題解決に貢献する形になり、宣伝効果を得た上に、新規顧客獲得につながります。双方が意識せずに助け合う形で、Win×Win の関係が築けます。
2021年5月13日 〜 5月21日、正式オープン前に学生および事業者の反応を確かめるため、実施検証を行いました。学生の反応は以下の通りです。
また事業者からは、「礼儀やマナーがしっかりしていて良かった」「安心して場所を開放できる」といった声があり、場所提供を継続してもらうに当たり好感触を得れました。
好影響!
学習目的の場所を作った結果、学生から「地元にこんなお店があるなんて知らなかった」という声があり、「お店の情報の共有」という2次効果が発生し、店の宣伝につながっています。また「地域経済循環」への影響も出ました。そして、「学生と市民の繋がり」というコミュニティ形成も発生していて、今後の活動の広がりに期待が持てます。
E-spaceプロジェクトの運営団体は、学生グループです。活動内容がシンプルで持続可能(学業に影響ない範囲で運営可能)というのが、とても大切なポイントになってきます。
活動内容!
E-spaceプロジェクトに賛同し、場所提供してくれる事業者を募り、学生に向け、E-space店舗情報を発信。
E-space利用可能店舗は、飲食店事業者が運営されているので、私たち学生は店舗運営をする必要がありません。私たちの役目は、場所を提供してくださる飲食店事業者の募集と、学生の皆さんにE-space店舗情報を届ける事に特化できます。
そこで本サイトは、「飲食店事業者の募集」と「学生への情報発信」を兼ねる構成にし、「本サイトの運営管理 = E-spaceプロジェクト運営」という活動モデルにしました。後輩への引き継ぎは、ウェブサイト運営方法を共有するだけなので、簡単で持続しやすい活動です。
また、飲食店は空いている時間・座席を提供してくださるだけなので、追加業務が発生しておらず、飲食店事業者視点で見ても継続しやすいプロジェクトと言えます。
小浜市の「市制施行70周年記念市民提案事業」に採択されました
E-spaceプロジェクトを立ち上げるにあたり、初期予算確保を目的に「市制施行70周年記念市民提案事業」に応募いたしました。本事業により交付された補助金を利用し、E-spaceプロジェクトは始動しております。今後は、E-spaceプロジェクトが長期に渡り継続できるように、プロジェクト自体が予算確保できる仕組みを考えてまいります。
参考資料)「市制施行70周年記念市民提案事業」のE-spaceプロジェクト計画書
小浜市市制施行 70周年記念市民提案事業で、140,000円 交付されました。ウェブサイト制作費、看板・フラッグ制作費等、プロジェクト立ち上げに関わる初期費用に利用したことをご報告いたします。
小浜未来構想学生グループでは、行政 / 企業 / 市民 / 学生 の繋がりが、「地域課題の解決」「経済的な助け合い」「伝統文化の保存」へと発展するよう持続的に活動を続けています。
E-spaceもその一環のプロジェクトであり、E-spaceにおいては、企業・市民と学生の交流が、持続的に「学生の課題解決」「企業の経時的支援」につながるよう取り組んでいきます。